「マルサの女」の解説
国税局査察部に勤める女性が、ラブホテル経営者を脱税で摘発するまでを描く。脚本は監督も兼ねている「タンポポ」の伊丹十三が執筆。撮影は「時計 Adieu_l’Hiver」の前田米造が担当。
税務所の調査官、板倉亮子は、小柄で顔がソバカスだらけの不美人だが、脱税を徹底的に調べるやり手だった。ある日、彼女は一軒のラブホテルに目をつけ、そこのオーナー権藤英樹が売り上げ金をごまかしているのではないかと調査を始める。権藤には息子の太郎と内縁の妻、杉野光子がいた。権藤は一筋縄ではいかない相手で、なかなか証拠も掴めない。そんな時、亮子は国税局査察部に抜擢された。彼らはマルサと呼ばれる摘発のプロである。
映画「マルサの女」
監督:伊丹十三
出演:宮本信子 山崎努 津川雅彦 大地康雄 桜金造 麻生肇 志水季里子 松居一代 室田日出男 渡辺まち子 竹内正太郎 ジャンボ杉田 ギリヤーク尼ヶ崎 柳谷寛 杉山とく子 小沢栄太郎 佐藤B作 橋爪功 伊東四朗 大滝秀治 マッハ文朱 加藤善博 嵯峨善兵 奥野匡 絵沢萠子 小坂一也 山下大介 篠井世津子 横山道代 田中明夫 高橋長英 芦田伸介 小林桂樹 岡田茉莉子