「さよなら歌舞伎町」の解説
「ヴァイブレータ」「やわらかい生活」と男女の心のひだを捉え衝撃を与えた監督・廣木隆一と脚本家・荒井晴彦のコンビが三度タッグを組み、歌舞伎町にあるラブホテルを舞台に身も心も剥き出しになる男女を描いた群像劇。脚本には「戦争と一人の女」で荒井晴彦と組んだ中野太も参加している。一流のホテルマンになれず今ではラブホテルに店長として勤めている青年を「ヒミズ」で第68回ヴェネツィア国際映画祭マルチェロ・マストロヤンニ賞を受賞した染谷将太が、青年の恋人で有名ミュージシャンになろうともがく女性をアイドルグループAKB48のメンバーとして活躍、卒業後も「もらとりあむタマ子」など話題作に出演する前田敦子が演じる。
歌舞伎町の一角にあるラブホテルの店長・徹(染谷将太)には、有名ミュージシャンを目指している沙耶(前田敦子)という恋人がいた。同棲中の二人は倦怠期のただなかにいる。彼らを軸に、ラブホテルで交差する男女5組を描く。
監督:廣木隆一
出演:染谷将太 前田敦子 イ・ウンウ ロイ(5tion) 樋井明日香 我妻三輪子 忍成修吾 大森南朋 田口トモロヲ 村上淳 河井青葉 宮崎吐夢 松重豊 南果歩